嫌われる勇気の感想と内容を簡単要約!【幸福に生きるための考え方】

こんにちは!アキラです。

avatar

悩む人A

嫌われる勇気を読んでみたいけど、読む時間がない

avatar

悩む人B

嫌われる勇気の要点だけを知りたい!

上記の悩みを持っている人は本記事を読むことで解決できます。

 

大ヒットベストセラーと言われている”嫌われる勇気”は知ってるけど読むのがめんどくさい人も多いでしょう。

なので、今回の記事では”嫌われる勇気”の感想や内容の簡単要約について解説していきたいと思います。

「幸福に生きるための考え方を知りたい!」と考えている人の参考になるでしょう。

 

【記事の内容】

・嫌われる勇気の感想と内容を簡単要約!

 

【記事の信頼性】

僕の方でも色々な例え話を交えながら記事をまとめて行くので、

そこそこ参考になるかなと。

 

目次

嫌われる勇気の感想と内容を簡単要約!

 

嫌われる勇気とは?

嫌われる勇気は世界的大ヒットベストセラーとなった著書ですが、

実は著者は日本人なのです。

岸見一郎と古賀史健の共著による、アドラー心理学を解説した書籍となっています。

 

アドラー心理学に基づいた”哲人”と

誰もが抱える悩みを持つ”青年”の2人の対話が中心となっている本なので、

かなり読みやすい本です。

 

アドラーは現代人を幸福にするための

「幸福に生きるための考え方」

を提唱している方で、

 

ざっくりとまとめると”嫌われる勇気”は

アドラー心理学に基づいて行動することで

人間は幸せになれるんだよーってことをまとめた内容なのです。

 

その考え方のポイントを大きくまとめると以下の3つ。

1:人は考え方次第ですぐに変わることができる

2:世界はものすごくシンプルだよ

3:誰もが幸福な人生にすることができる

それぞれ解説していきます。

 

1:人は考え方次第ですぐに変わることができる

多くの人は『原因論』で考えています。

例えば、

赤面症じゃなかったら好きな人に告白したいって子がいたとします。

→赤面症だって言うのを”理由”にして告白できない状態をキープしているだけ。

フラれるのを守るための理由づけに過ぎないのです。

 

例えば、

俳優として活躍したい人がいたとします。

→親父が否定するから辞めた→今はサラリーマン→俳優になれないで、こんな仕事をしているのは親父のせいだ!

自分が俳優になれていない事実をキープするための理由づけに過ぎないということ。

 

このことからも分かる通り、

多くの人は『トラウマや怒りや劣等感を道具』に使っています。

つまり、今の”結果”を”原因”のせいにして行動しているのです。

 

この考え方をアドラーは否定していて、

アドラーは『目的論』を唱えています。

→求める結果があるなら、そのための行動をとるべきだよってこと。

 

完全に『原因論』の真逆を唱えていることになります。

 

実際に嫌われる勇気の中でも例としてあげられていたのですが、

例えば、

ウエイトレスがコーラをこぼして自分のTシャツにつけたら、めっちゃキレる人います。

これを「この状況なら、自分がアンコントロールになるし仕方ないじゃないか」という人がいますが、

「じゃああなたはその場にナイフを持っていたら刺すことができますか?」と聞くと、

多くの人は「刺すわけ無いじゃん」と否定する。

 

なら、それはアンコントロールになってないよね。

コントロールできるよねってことです。

 

他にも例を出すなら、

車をぶつけられた→怒りが湧いた→怒ってやるぞ!→相手がヤクザだった→「ごめんなさい、なんでも無いです」。

ってなる場合が多いよね。

 

対象や状況が変われば、人は行動を抑えることができるんです。

だからこそ、今の”結果”は過去の”原因”じゃないってこと。

大切なのは”変わる勇気”を持つことだとアドラーは言います。

つまり、アドラーは『勇気の心理学』と言えますね。

 

2:世界はすごくシンプル

人間の全ての悩みは”対人関係”とアドラーは言います。

だから世界はものすごくシンプルだということ。

「じゃあお金は?」→これも全て対人と言える。

「もっと稼ぎたい!」という考えは、

「誰かより稼ぎたい!」という感じで比較対象が他人だから。

 

お金は人がいないと通用しないものだからこそ、対人関係の悩みと言える。

また、仕事、交友関係、愛情、これら全ても対人関係で説明がつくようですね。

 

じゃあこの悩みを解決するために必要な考えというのが『課題の分離』です。

ぶっちゃけ人間の大体の悩みは”自分”の課題ではありません。

だから自分のことと人のことをしっかりと分けて、

”結末が誰に影響を与えるのか”を考えると良いのです。

 

その上での禁止事項は以下の2つ。

 

1:褒められようとすることはNG(承認欲求否定)

褒められるために行動するということは相手がしてほしいことのために動くこと。

これはつまり、相手の世界に生きることになる。

「あなたの行動は他人が決めるんですか?」

これは自由ではないですよね。

 

2:褒めることもNG→褒める行為は能力が上の人がするものだ。

後輩でも上司でも褒めてはいけません。

褒められた相手は。その人より下なんだっていうことを潜在的に思わせてしまうから。

大事なのは縦の関係ではなく横の関係だということですね。

 

横の関係になるためには、行動に対して”感謝”をする。

これが大事なのです。

 

また、自分の行動で相手が自分のことを嫌うかどうかは自分が決められるものではありません。

これも課題の分離ですね。

嫌うか好かれるかは相手が決めることだから、そこに一喜一憂するべきではない。

 

例えば、

あなたが食べ放題に来たとします。

で、そこで元を取るためにたくさん食べている姿を見ている周りの人や友達が、

どう思うかは見ている本人が決めること。

「がっついてるよな〜(マイナスイメージ)」とか「食いっぷり良いね〜(プラスイメージ)」

と良し悪し関係なく人によって考えることは変わるため、

そこに意識を向けるのは時間の無駄。

だからこそ自由に動いて課題を分離して”嫌われる勇気”を持って、

褒めもせず、褒められもせず、感謝だけしておけば良いということですね。

 

3:誰もが幸福な人生にすることができる

幸福とは、仲間に貢献できてる感覚だと、アドラーは唱えています。

誰かに貢献して嬉しく感じる、これだけでも人は幸福になれる。

 

その上での禁止事項が以下の3つ。

・競争する事

競争は仲間ではなく”敵”だと潜在的に判断してしまう行為だからNG。

競争しすぎると”仲間”という形にはならない。

だけど、高め合うのはありです。

 

・自己受容

自己肯定とは違います。

「自分の行動はいつも100点!」と見栄を張るんじゃなくて、

「自分は60点なんだよなー」っていうのを受け入れ、認める。

これから頑張って行こう!って思うことが大事だということ。

 

 

自己受容をする上でのポイント!

×行為レベルで考える。

→「この場ではこれをやらないといけないんだ!」と考えるのはNG

○存在レベルで考える。

→「自分がいるだけで嬉しいでしょ」って考えるとOK

かなり身勝手な考えに聞こえるかもだけど、大事なこと。

これで人は余裕が生まれます。

 

 

・他社信頼

信頼と信用は違います。

相手に裏切られるかどうかはあなたの課題ではない。

無条件で信じることが信頼。

条件付きが信用。

→銀行などでお金を借りたりするのは信用(条件)があるからですよね。

 

だから無条件で相手を信じる”信頼”が大事!

 

最後に:そして他社貢献をしよう!

すごく大富豪になった人がまだ仕事しているのは他社に「貢献」したいから。

どんなにお金をたくさん持っているYouTuberがまだ撮影を続けているので

他社貢献することに喜びを感じているからなのです。

 

その時々で仲間に貢献できていれば、それは一つのゴールだし、

そこに早くたどり着く必要もなく、たくさんのゴールがあっても良い。

楽しんでゴールに向かうのがベストです。。

 

アドラーの提唱する禁止事項を行わなければ、

幸福な人生だよと謳っているので、

幸福な人生を歩けるように考え方を整えていきましょう!

 

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる