こんにちは!アキラです。
悩む人A
「人を動かすを読んでみたいけど、読む時間がない」
悩む人B
「人を動かすの要点だけを知りたい!」
上記の悩みを持っている人は本記事を読むことで解決できます。
「人を動かす」を読むとマーケティングなどで大事なお客に”自分がしてほしい行動を起こしてもらう”という状態に運びやすくなります。
なので、今回の記事では”人を動かす”の感想や内容の簡単要約について解説していきたいと思います。
「なかなか商品が購入に至らない」「相手が行動してくれない」と悩んでいる人の参考になるでしょう。
【記事の内容】
・人を動かすを読んだ感想と内容を簡単要約!
【記事の信頼性】
かなり分かりやすく解説しました。
僕の方でも色々な例え話を交えながら記事をまとめて行くので、
そこそこ参考になるかなと。
人を動かすを読んだ感想と内容を簡単要約!
人を動かすとは?
デール・カーネギー著の作品。
最初こそ発行部数は5000部だったのですが、
実際に店頭に並んでからは瞬く間にベストセラーとなったのです。
カーネギーは存命中に、この著書を自分の手で何度も改訂を繰り返し、
時代の流れに沿った人の動かし方を追求していました。
もし今も生きていたとしたら、最新の事例を交えながらの解説もあったと思うので、
そちらも見てみたかったなーと思いますね。
「人を動かす」というのは、
簡単にいうと仲間を得て影響力を持つ方法という意味です。
これを本書では学ぶことができます。
人を動かす3原則について
1:批判してはいけない
犯罪者も自分なりの正義があります。
「自分は無罪だ!自分は悪くない!」と犯罪者は主張して刑を受けています。
これってつまり自分に対して、
不利益があるときはみんな自分を正当化して反骨心を持ってしまうということです。
例えば、リンカーン大統領は自身が弁護士だった頃に犯罪者のことを貶めようとした。
でも当時、リンカーンはこれを正しいと思っていました。
だけど、犯罪者に限らず、
いじられたり批判されたりして「すみません」「だよね」と潔く思う人はいません。
つまり、自分には自分の正義があるように相手には相手の正義がある。
だからこそ、相手の立場だけを見ずに、
その人のことを批判してはいけないということです。
批判しか出来ない人が人を動かすことは出来ないので。
2:重要感を持たせる
人が何を欲しがっているのかを考えると自ずと「人を動かす」ための答えが出てきます。
もちろん、物欲や睡眠、食欲などをチラつかせれば人は動いたりもしますし、
この様な欲求であれば満たすことは出来ます
しかし、心理学者フロイトは言います。
「人間が行動を発する原理は2つしかない」
その2つというのが、
「性衝動」と「偉くなりたい願望」
このどちらかしかないと言います。
エロいか偉いかの2択。
確かにそうかもしれないですね。
人間は誰しも誰かの重要な人物だと思われたいと考えている生き物です。
例えば、
「いいねやリツイートが欲しい。」
「動画アップロードしても再生数が上がらないから苦しい」
「ブログにアクセスが集まらないから辛い」
など、これは誰かに認められたい、凄いと思って欲しいという感情の裏返しですよね。
だからこそ「人を動かす」ためには
この重要感を相手に持たせるのが大事だということです。
3:人の立場に身を置く
「釣り針には魚の好物をつけろ」
相手の好物がなんなのかあらかじめリサーチしておくことが非常に重要。
ビジネスの世界でもよく言われていることですが、
「自分があげたいと思ったものをあげれば良いってわけじゃない」
当たり前の話ですが、
相手が欲しいものをあげた方が喜んでもらいやすいですよね。
例えばの話、
チョコレートを釣り竿に吊るしても、魚が釣れることはありませんよね?
それは魚が求めているものではないので。
だからこそ、
相手がやりたいことをやらせてあげることで、自分の目的を達成することができます。
「勉強しなさい」→「やらない」→「きれいな図書館に連れて行く」→「自分から勉強し始める」
つまり、行動を起こしてもらうためには
『その行動のメリット』を提示しろということですね。
<人に好かれる6原則>
1誠実な関心を寄せる
人は『私』に一番関心がある生き物です。
家族や恋人や友人より100%自分に関心があります。
誰かと会話している時に無性に「自分はね〜」と話を切り出したくなりますし、
相手が話している時はしばらくするとすぐに退屈になります。
それは、相手に関心がないから。
相手も「私」にしか関心がないからこそ、
しっかりと相手の話や人格などに関心を持ってあげることで、
非常に好かれやすい人材になることが出来ますよ。
だから、人の話を聞くのが上手い人が好かれるのです。
2笑顔を忘れない
人との会話中はしっかりと笑顔で対応すること。
もちろんケースバイケースで深刻な会議中や葬儀を行っている時は笑顔である必要はありませんが、
それ以外の場合の状況的に笑顔でも不自然でない時には
できる限り『笑顔』で対応すると人に好かれやすい人材になります。
また、電話での営業や打ち合わせ中こそ笑顔を忘れない方が良いです。
電話中は相手に顔が見られないからといって、ずっと真顔で会話をしていると
それは声を通して伝わってしまいます。
→声に抑揚をつけにくいから。
「笑顔を見せぬものは商売人になれぬ!」
3名前を覚える
人の名前を覚えるのは難しいです。
例えば、仕事で他社に営業に行った時、
相手から名刺をもらったとしても、
次会う時に忘れてしまうことも多いでしょう。
だからこそ、
覚えてないだろうなっていう人のことも覚えていると相手は潜在的に感動します。
””人は自分の名前が好き”なので。
名前を覚えるっていうのはある種、
”スキル”みたいなものですので人から好かれたい場合は、
必ず覚えられるようにした方が良いですね。
また、その人が前に話していた内容も
しっかりと記憶することができるとかなりポイントが高くなります。
4聞き手に回る
ほとんどのインタビュアーは答えをちゃんと聞いていません。
基本的に答えは録音しておくだけで、
「次、何聞こうかしら」としか考えていないので。
だからこそ、こういう場合に答えてくれた内容に対しての
疑問点や補足して聞いておきたいことをしっかりとインタビューすることができるような人が
人から好かれやすい人材となります。
とにかく「人の話を聞くこと」が大事なのです。
もちろん、聞いているフリでは意味がありません。
その話を聞いて覚えて、話せるようになっていることが重要です。
5関心のありかを見抜く
先ほど『誠実な関心を寄せる』でもお伝えしたように相手は自分に対する関心が大きいです。
そのため相手の好きな話題をとことんまで喋ることができたら
かなり好かれやすい人材となるでしょう。
なので、相手が好んでいる話題は事前にめっちゃ調べておきましょう。
→初対面の場合は難しいですが、1度あった時に好きな話題などを聞いておけば、
2回目に会った時にその話題について詳しくなっていたらかなり好かれるようになるでしょう。
これは恋愛にも応用できますね。
好きな人が好きな話題についてとことん調べれば
当然ですが、話は盛り上がって「この人とは話しが合うな」と感じてもらいやすくなります。
人は自分と近い人に対して親近感が湧いて『好意』を抱きやすくなるので、
相手が好きなものに対してはとことん関心を持つようにしましょう。
自分がやりたいことではなく
相手が一番やりたいことに賛同すれば仕事でも恋愛でもシンクロします。
6心から褒める
人は褒められると、褒めてくれた相手に対して
プラスな関心を抱いてくれやすくなります。
もちろん、あからさまなお世辞だと効果はありませんが、
「こんな所を気づいてくれるんだ!」という部分や
相手が本気で頑張っている部分、力を入れている部分を褒めて認めてあげると
非常に好かれやすい人材となります。
ただ、言われ慣れている部分は褒めない方が良い。
例えば、容姿が整っている人に対して
「今日も可愛いですね!」というのはあまり効果がない。
相手の人格的なことが現れている部分を褒めてあげることができると効果は抜群です。
「その帽子最近流行っていますけど、その服と合わせるなんてすごいセンスですね!」
という感じで褒めるとかなり好印象を抱かれるようになります。
最後に:人を動かすまとめ
結局大事なのは
「”興味を持つ”」「”批判せずに褒める”」「”相手の関心を考える”」
この3つが大事だということがわかりますね。
要はしっかりと相手に関心を持ちましょうってことです。
相手に関心を持つことで初めて、人を動かすことができるようになるので。
だいたいの人がこの当たり前のことができていません。
これら全ての行動逆に考えたら最悪な行動をしているということが分かりますし、
それをやっている人が多いこと多いこと。
「人を動かす」に書いてある内容でしっかりと行動することができれば
ビジネス関係なくあなたの人格はかなりプラスな方向に構築されるので、
ぜひ意識していただければなと思います。
他にも「人を説得する12原則」や「人を変える9原則」などもありますが
こちらは是非、本書をお読みになって学んでいただければと思います。
マーケティングの勉強をしている人は特に「人を説得する12原則」も目を通した方が良いですよ。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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