科学的な適職の感想と要約!7 つの徳目まとめ【正しく仕事を選ぼう】

こんにちは!アキラです。

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悩む人A

科学的な適職を読んでみたいけど、読む時間がない

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悩む人B

科学的な適職の要点だけを知りたい!

上記の悩みを持っている人は本記事を読むことで解決できます。

 

人生の3分の1以上は仕事に時間を使うので、出来る限り良い職業につきたいと思うのは必然でしょう。

なので、今回の記事では”科学的な適職”の感想や要約(7つの徳目)について解説していきたいと思います。

「この先ずっとこの仕事をするべきなのかな?」

「就活中だけど、どんな仕事につけば良いんだろう?」と考えている人の参考になるでしょう。

 

【記事の内容】

・科学的な適職の感想と要約!7 つの徳目まとめ

 

【記事の信頼性】

僕の方でも色々な例え話を交えながら記事をまとめて行くので、

そこそこ参考になるかなと。

 

目次

科学的な適職の感想と要約!7 つの徳目まとめ

 

【結論!】7つの徳目が大事!

1:裁量権はあるか(自由)

2:進歩している感覚はあるか(達成感)

3:攻撃型or防御型タイプは合っているか?(焦点)

4:内容と報酬は明確か(明確)

5:業務内容はバラエティに富んでいるか

6:自分と似た人が多いか(仲間)

7:他人の生活に影響を与えるか(貢献)

 

科学的な適職で学べること

「この先ずっとこの仕事をするべきなのか?」

そう考えている人も多いでしょう。

人生の3分の1以上はお仕事に時間を使うので、

その時間を快適に充実した時間にするためには

適職や天職と呼ばれる職場に着く必要があります。

 

そんな適職を科学的に解説しているので、

ぜひ、参考にしていただければなと思います。

 

科学的な適職の意味

科学的な適職というのは”幸福度が最大化される仕事”の事です。

「やりがいはあるけど、3ヶ月間給料未払いです!」

「10年この仕事してきたけど、なんか違う気がする・・・」

「仕事内容は楽しい時あるけど、めんどーな仕事の押し付けが多すぎる。」

と感じてしまう仕事は適職とは言えないでしょう。

 

適職を探すのが難しい理由

多くの人が適職につくことができていないそうですが、

その適職を探すのが難しい理由は「働き方」の変化にあります。

というのも、職業選択の自由は19世紀のヨーロッパからだったのですが、

それ以前はずっと農業家庭に生まれたら農業、

商業家庭に生まれたら商業を仕事にするしかなかった。

 

だから、今の時代職業で悩めるのは贅沢な悩みと言える。

 

最期の近いご老人方への質問で

「何に後悔してますか?」と問いた時、多くの方が

「この仕事じゃなければよかった」

「別のことをしたかった。」

と答えたそうです。

つまり『仕事』というのは大きな人生の問題であると言えると同時に、

多くの人が適職につくことができていない証明です。。

 

適職の重要性について

なぜ、僕らは適職につく必要があるのでしょうか?

それは今の時代の大きな変化に起因します。

 

1:終身雇用の崩壊

すでに、終身雇用が維持できない状態になっています。

元々は就職したら大きな問題を起こさない限りは定年まで働けるし、

給与も上がるし退職金も出るということが前提でしたが、

これからはジョブローテーション的な戦略ではなく

スキルを持った人が流動的に使われたりするような時代になると言われています。

 

そっちの方が良いアウトプットが生まれるので。

だからこそ一つの会社に依存しない、もしくは個人で稼いでいく人が増えるということで

終身雇用は一部を除いて確実に崩壊していくと言われています。

 

終身雇用制度について詳しいことが知りたい人は

以下の記事を参考にすると良いですね。

終身雇用の崩壊!これからの日本人が考えておくべきキャリア戦略 

 

2:人生100年時代の到来

人生が100年続くと仮定すると

学習して就職して引退するという3ステップが崩壊してしまいます。

20年学習して、40年働いて、老後が40年。

定年後もまだまだセカンドライフは長いこと続いてしまいます。

 

生命が長く続くからこそ、その年齢に応じた複数の仕事を経験しておくことがマストとなる。

これから仕事する人も、長い間仕事した人にも

複数の仕事をすることは必要な考えとなったのです。

 

3:ロールモデルのない時代になった

一昔前までは、もしくはつい最近までは

親を見て、兄弟を見て、周りを見て仕事を決めることができたし、

そこに就職することができていました。

でも今は違います。

今は仕事に限らず、どんな事も変化のスピードが速いのです。

 

全員がスマホを持って、スマホの中でTVや動画などを見て、

通信も手軽にできて、コミュニティにも入って、

エンターテイメントも全てスマホに入っている。

 

こんな時代が来ると誰が予想していたでしょうか?

多分、僕の世代が高校1年生のうちからスマホを持っていた最初の学年だと思います。

僕の1個上のほとんどがガラケーを使っていたのですが、

僕の学年の8割ぐらいはスマホだったので、

変化を目撃していましたが何も感じませんでした。笑

 

過去に例のないことを、過去にロールモデルがないことを

これからの人類は立ち向かっていく必要があるということですね。

 

今のこのコロナによる大打撃を生き抜くための行動をしないといけない。

もしかしたら、このコロナによる影響の”異常”が”通常”になるかもしれない。

だから、それにしっかりと対応する必要があるし、

そんな中で複数の仕事を選ばないといけないのです。

直感の赴くままに、思いつきで仕事を選ぶべきではない。

 

科学的アプローチで幻想を捨てる

「みんなは幻想を抱いてしまっている。」

と著者・鈴木裕さんは言います。

科学的な適職に就くためには

これらの幻想をまずはぶち壊すことが大前提です。

 

×好きを仕事に

好きを仕事にするべきではないです。

歴史上の偉人はもともと好きを仕事にしてはいないことから見ても明らか。

スティーブ・ジョブズ:思想家→IT経営者

孔子:政治家→思想家

他にも元々の夢と職業は違う偉人は多くいます。

 

なぜ、そうなるのかについてはまずは人間には2つの種類がいる事を知る必要がある。

 

・適合派→長続きしない

適合派の人はやりたくない仕事を頼まれていた時に膨らんでいた期待が崩れてしまいます。

例えば、

「憧れの芸能界に入ったら、こんな業界なのか!ひどい!地獄です!」

「子供が好きすぎて保育士になったけど、思いの外大変な仕事の方が多くてきつい」

という感情になってしまう人が適合派の人たち。

 

・成長派→トラブルに強い

努力をしたからこそ、その仕事に対して情熱的になれる。

注いだリソースの量が情熱を生む。

「これだけ準備をしたんだから、プレゼン頑張るぞ!」

「スピーチでみんなの前に立つのは嫌だけど、あれだけ練習したんだから、絶対に成功させてやる!」

という感情になれる人が成長派の人たち。

 

つまりは成長派の人たちは自分が費やしてきた時間で情熱を作れるのです。

このマインドがすごく大事で、こういった考え方を”グロースパッション”と言います。

 

恋愛に例えるなら

「白馬の王子さまと出会いたい!」と考えている乙女と

「僕にドンピシャにヒットする仕事がいつか現れろ!」と考えている人は同じ。

 

反対に成長派の人は、

「いろいろなことを乗り越えたからこそ言える、この人は運命の人だ!」と考えている人と

「この人を絶対に出世させるんだ!」「この仕事を天職にするぞ!」が同じなのです。

 

×お金で選ぶ

給料と満足度の相関はほとんど関係ないというデータが出ています。

年収400〜500万円からの幸福度アップはあんまり変わらないし、

年収800万円を超えると、それ以上の金額を稼いでも幸福度はほぼ変わらない。

 

年収10億のYouTuberは僕らより圧倒的に稼がれていますが、

10倍20倍幸せそうかな?と考えると実はそうでもないですよね?

つまり、満足度幸福度を考えるとお金で職業を選ぶ必要は全くないのです。

 

×伸びる業界や業種

どんな専門家でも伸びる業種は分からないのです。

つまり未来を予想することはできない。

めちゃくちゃ信頼性の高いペンシルバニア大学の実験で

3〜5年後の経済の将来を当ててくれと

多くの分野学者や評論家に毎年のように質問しました。

 

その中で正解したのは50%くらい。

この数字はほとんど”素人”と同じだそうです。

 

1980〜90年代に日本経済は世界のトップになると

多くの専門家が口にしていた時期があるそうですが、それはどうでしょうか?

そうはなっていないですよね?

 

その上で経済に限らず、

コロナが来るって誰が予想したでしょうか?

オリンピックが影響して

経済がどうこうなるって、不動産がどうこうなるって、

今のうちにあそこの株を買っておけって

など色々な憶測が飛び交っていた中、

オリンピックが延期すると誰が予想したでしょうか?

 

漫画『AKIRA』の予言ぐらいですね。

予想外が起き続けるのが、世界だってことです。

これから業績が伸びる会社、伸び続けている会社を選ぶ必要がないことが分かります。

 

×楽かどうか

楽な仕事をしても幸福になれない。

僕らの生活には適度なストレスが必要で、

幸福になるためには必要不可欠なのです。

 

例えば、

「スティーブ・ジョブスに工場でライン作業をやってもらいます!」

「竹内涼真くんを通行人Aに使います!」

これはかなり、退屈ですね。

こういう状態を”役不足”と言って、

退屈で気力もなくなりやすいから、こういう仕事をするべきではない。

 

もちろん、ストレスがかかりすぎるのもNGです。

要は、力不足となってしまう仕事は選ぶべきではないということです。

「プログラミングできないのにやらされた!」

「受付しかしたことないのに、明日から手術を任された!」

みたいな、できないのに難しい仕事を任されるのは過剰なストレスでNG。

 

ちょうどできて、ちょうど難しいと感じる仕事が良いってことですね。

 

ドラクエで例えるなら、

ちょうど良い武器を手に入れて、ちょうど良いダンジョンに行って、ちょうど良いボスを倒す!

ずっとスライム戦ってるのも辛いし、勝てないのに竜王と戦うのも辛いから

それぞれストレスをなくすために、自分のレベルに合ったモンスターと戦うってことです。

 

7つの徳目で仕事を選べ!

適職を選ぶためにはこの「7つの徳目」がバランスよくあれば良いです。

 

1:裁量権はあるか(自由)

その仕事は自分でコントロールできるかについて考えよう!

・作業内容は思い通り?

・自分のペースでできる?

・場所は?(カフェでもいいし、自宅でも良い)

・タイミングは?(昼ぐらいの出社でも良い)

 

「自分で決めていいんだ!」→最高な仕事

「お前の行動は全て俺が管理する!」→だめな仕事

 

2:進歩している感覚はあるか(達成感)

成長している感覚があると、人は頑張る事ができます。

こういうのを成長マインドセットというみたいですね。

Daigoさんの動画でも同じようなことを話していたのを覚えています。

 

サブゴールを決めて、それをやった後にフィードバックが返ってくる仕事かどうかが重要。

 

例えば、

ラーメン食べてもらったら、感想をもらえたら店員は頑張れるけど、

密室でラーメンを食べてもらって、黙々と皿だけが返ってくきて、

リアクションなしだったらつまらないですよね。

 

フィードバックがあるかないかだけでも

仕事に対する満足度は大きく影響してきます。

 

また、こんな実験もあったそうです。

1000ポイント貯まったら1つの商品と交換できるポイントカードを配った時に

Aグループには0ポイントから1000ポイントを目指してもらい、

Bグループには200ポイントが付いてて、1200ポイント貯まったら商品と交換。

どちらも同じく1000ポイント貯めたら商品と交換できるのですが、

早く貯まったのはBグループの人たち。

 

あらかじめ200ポイントが達成していたから、

頑張って貯めることができたのです。

 

3:攻撃型or防御型タイプは合っているか?(焦点)

あなたはどちらのタイプでしょうか?

攻撃型(スピード):リスクよりスピード重視(最高の状態を目指していち早くやる!)

→コンサルタント・アーティスト・クリエイター・テクノロジー系が向いてる。

業界の変化が早いところに力が発揮される

 

防御型(安定):最悪の状態を想定して、そのリスクを避けようとする。

→経理・弁護士・データアナリスト

データに対する考え方が強い人は力が発揮される。

 

自分のタイプに合った仕事をしていると

モチベーションが維持しやすいのです。

 

4:内容と報酬は明確か(明確)

何を達成したら、どのくらい報酬がもらえるのかがきちんと明確になっているかは重要。

結果出しても、上司が認めてくれない。とか、

なんか分かんないけど、気に入られるか気に入られないかで出世するか決まる。とかは最悪

 

5:業務内容はバラエティに富んでいるか

工場などは「このラインの人はこの仕事をやれ!」というのが基本だし、

ファストフードも「バーガーはあなた、フライドポテトはあなた」みたいな働き方が多い。

 

実際に僕はケンタッキーでバイトしていた経験がありますが、

カウンターで注文を受ける人と、チキンを作る人と、バーガーを作る人は分かれていました。

 

 

業務の効率化的には良いが、満足度は低くなりやすいのです。

しかしバラエティに富んでいるお仕事をしている場合、

満足度や幸福度は著しく高くなっていきます。

 

例えば、ピクサーは一時期離職率が非常に高かった。

完全分業制でやってたら、ヘッドハンティングで優秀な社員がいなくなる。

しかし、改善策として1個の職務についている人が、

他の職務のスキルを無料で学べるという仕組みを作ったところ、

作業効率が下がったけど、長期的にみると満足度が上がり離職率も下がって業績も上がったのです。

 

6:自分と似た人が多いか(仲間)

友達が職場に3人以上いるだけで、人生の満足度が96%違うというデータがあります。

また、友達がいるだけで給料に対する満足度も2倍変わるらしい。

つまりは、居心地が良いと感じるから

様々な面でプラスなイメージとなりやすいってことですね。

 

7:他人の生活に影響を与えるか(貢献)

自分の仕事が他人の生活に良い影響を与えるかどうかで

仕事に対する満足度や幸福度は格段に変わってきます。

 

例えば、

医療現場などは人のためになっていると感じやすいし、感謝されると嬉しい。

教育でも文字が読めない人が読めるようになったら、すごく嬉しくなる。

自尊心、親密感、自立性の3つが人間の快感で、

他者に貢献すると、自分が満足するとデザインされた生命体だからこそ、

誰かに貢献できる仕事選びが重要ってことです。

 

ボランティアするのもその理由(他者への貢献)の一つですね。

 

誰の役に立っているかわからない仕事をやっていたとしても辛いし、

自然を汚す作業をしていたら満足度低くなりますよね。

 

最後に:科学的な適職〜7つの徳目〜まとめ

7つの徳目は以上となります。

 

【7つの徳目】1:裁量権はあるか(自由)

2:進歩している感覚はあるか(達成感)

3:攻撃型or防御型タイプは合っているか?(焦点)

4:内容と報酬は明確か(明確)

5:業務内容はバラエティに富んでいるか

6:自分と似た人が多いか(仲間)

7:他人の生活に影響を与えるか(貢献)

 

7つの徳目を見ていただければ分かると思いますが、

仕事選びを雑に考えていた人が多いのではないでしょうか?

これらをしっかりと当てはめて仕事を選ぶと

適職と呼ばれる満足度の高い仕事につくことができますよ。

 

それでは最後までご覧いたありがとうございました。

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